2016年8月14日日曜日

2016 特別区 独学のための論文対策

こんにちは。

2016年公務員試験受験中のボブヤです。


今回は、特別区の論文対策のお話です。


特別区の論文の配点は高く、筆記で60点以上取っても論文で落ちる人がいたり、逆に30点台でも論文で逆転できたりするのです。


ぶっちゃけ、筆記より論文の方が大事です。


論文は予備校だとそれなりに対策方法を教えてくれますが、独学の私は手探り状態で対策してました。


まぁ予備校で対策すると言っても、誰もが論文得意になるわけではありません。


論文に関しては、独学でも予備校でもあまり有利不利はないと思います。


独学の人は安心してくださいね。


また、特別区の論文対策をしっかりやっておくと、滑り止めで受ける市町村の論文も書けるようになります。


なので、論文対策はしっかりやっときましょう。


論文対策で受験生のバイブルとして親しまれているのが、下記の参考書です。


・1週間で書ける!公務員合格作文
・頻出テーマのまとめ方


この2つが非常に有名です。


ですが、先に言いますと、これらは大して使えません!


「よし!これを暗記してけばいいんだな!」と思う受験生が一定数いるのですが、そういう人は確実に落ちます。


あくまで、これらは論文の基礎構成や背景知識を知るための導入本なのです。


仮にこの本のテーマの論文を完コピして書いたとしても、絶対に落ちると断言します。


というのは、この本、国家公務員や市町村も含めた「公務員全般」を対象にしているため、内容がどうしても浅くなるのです。


論文では、「具体性」が大事です。


しかし、これらの本ではその具体性に欠け、ふわっふわの文章になっているのです。


そのため、大して使えません。


やたらと絶賛されてますが、Amazonの評価を見ると内容の浅さがわかると思います。


実は私もこれを盲信していたタイプでした。





ここからは私の失敗談です。



私は3月末からこれらの本を音読し始め、各テーマの論文を頭に叩き込みました。


そして、模試や通信の論文添削を利用しましたが、結果はひどいものでした。


何がいけないのかわからないまま、5月に突入し、そこでようやく今までの勉強法が間違っていたことに気づきました。




では、そこから私がしたことを書きます。



私は、まず、過去問の論文の模範解答を読み、構成を1つ1つ調べていきました。


また、各区の区政情報をホームページで調べ、各論文テーマに合う取り組みをピックアップしていきました。


例えば、港区は環境教育として「打ち水大作戦」というイベントを夏に開催している、世田谷区は待機児童対策に、条件を満たした家で預かり保育を認めている....などです。


そして、調べたことをワードで、各テーマごとに、背景、現状、課題、解決方法をまとめていきました。


これでずいぶん具体性のある論文が書けるようになりました。


この後、さらにインターネットの論文添削サービス「web小論文塾」というものを3回利用しました。


このサービス、模試の添削よりも非常に具体的かつ細かい指摘をしてくれるので、直前期でも大きく論文のクオリティを上げることができました。


ただし、金額は1回4000円前後なので、そこそこ高いですけどね。


ですが、値段相応に徹底的に添削してくれて、非常に満足しました。




以上が私のした論文対策です。


基本的には、


導入本は軽く読む→過去問の模範論文で構成を学ぶ→論文テーマに沿った各区の政策を自分で調べる→論文添削でクオリティを上げる



この流れでいいと思います。



特に、「自分で政策を調べる

これが一番大事です。


予備校生だって、これをやらずにひたすら添削してても落ちると思います。


ちなみに、独学で利用できる論文添削サービスはまた別の記事でまとめます。


しかし、私は「web小論文塾」を強くオススメします。


では、今回はこの辺で。

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