2016年8月28日日曜日

特別区はなるべく11科目勉強しよう。でも捨て科目つくっても通ったよ

こんにちは。

公務員試験受験生のボブヤです。


今回は特別区の専門科目のお話です。




ズバリ、

「専門科目で捨て科目をつくっても受かるのか?」

というお話。



結論から言うと、捨て科目つくっても受かります。



特別区の専門科目は2016年現在、

憲法 行政法 民法1 民法2 ミクロ経済学 マクロ経済学 財政学 政治学 行政学 社会学 経営学

です。





私は民法1、2を両方とも捨てましたが、一次試験は突破しました。



ただ、ヤフー知恵袋なんかを見ると、「特別区は簡単なので、なるべく捨て科目は作らない方がいいよ!」と書いてあります。


でも、これはもう過去のお話。投稿日は数年前のはずです。


まず、特別区は2015年度から専門試験が難化しました。



そのため、広く浅くの従来の勉強法が通用しません。


得点力を付けるためには、それなりに深堀して勉強しなければなりません。



もちろん、捨て科目は作らない方がいいのは当たり前ですが、常に「時間対効果」を考えなければなりません。


時間対効果とは、まあコスパみたいなもんです。


短い時間で大きな得点力をつく科目は、時間対効果が高いといえます。




実は、私も民法1と民法2は参考書を2週勉強していました。


しかし、2週やっても問題があまり解けず、他の科目と比べて勉強に時間がかかると感じました。


そのため、3月ごろから思い切って民法を捨てて、それ以外の科目と論文に時間を割くようにしました。


その方が、時間対効果が高いと判断したためです。






結果、ちゃんと一次試験は突破できました。




時間対効果の低い科目は、人によって得意不得意があるので、一概には言えません。


ただ、一般的に時間のかかる科目は、


民法1、民法2、ミクロ経済学、マクロ経済学 



とされています。




捨てるとすれば、上記の中から1科目か2科目でしょう。



もちろん、捨てるという選択をした場合、他の科目は高得点を狙って勉強する必要があります。


経営学や政治学、社会学は簡単で時間もかからないので、絶対に勉強しましょう。





勉強の仕方は千差万別です。個々人によって得意不得意が異なれば、戦略も違っていいのです。



周りが勉強しているからと焦らずに、どうしても苦手な科目は最終的に捨てるのもアリだと思います。



安易に捨てちゃダメですけどね。

2016年8月25日木曜日

独学者も予備校生も必見!論文対策のススメ

こんにちは。

ボブヤです。

現在特別区とかモロモロの合否発表待ちです。

モヤモヤします。

さて、今回は特別区などに向けた論文添削について書きます。

以前書きましたが、

「web小論文塾」

という私が利用してよかった論文添削サービスについても解説します。

論文添削についてですが、予備校に通っていても講師のアドバイスが的外れであったり、順番待ちで十分な添削が受けられなかったりするケースもあるようです。

そのため、予備校以外にはどんな論文添削サービスがあるのかを知っておくとよいかと思います。

予備校以外の論文添削サービスは、大きく下記の3つに分かれます。

・公務員試験ジャーナルの付録

・模試

・インターネット上の添削サービス

この3つです。

ちなみに私は全部利用しました。

なので、それぞれのメリットデメリットをまとめたいと思います。

まずは、公務員試験ジャーナルの付録添削サービス。

これは、本に毎号ついてくる800字の論文課題を郵送し、添削してもらうというものです。

独学者では、一度は利用している人が多いみたいですね。

メリット
・本1200円+添削代1500円=2700円なので、まあまあのコスパ

・毎号課題が違うので、様々な課題に触れられる

デメリット
・添削のスペースが狭いため、詳細に指摘されない

・ダメな箇所は指摘されるが、どう直せばいいのか具体的に書いてくれない

・郵送のため、返却までに1〜3週間かかる

こんなところですね。

私は一度利用しましたが、意外と添削の論評スペースが狭く、指摘が抽象的でした。

そのため、ダメな箇所は指摘してくれるものの、「じゃあどう書けばいいんだよ?」となりました。

指摘がフワッとしてるんですよね。

コスパは高いですが、あまり論文が上達した気はしませんでした。

次に、模試の添削!

TACやLECてやっている特別区対策模試でしてくれる論文添削です。

私は特別区模試と地上模試の計2回受けました。

メリット
・本番さながらの状況で論文の練習になる

・他の受験生と比較した論文の点数や偏差値がわかる

デメリット
・返却までに1ヶ月ほどかかる

・点数や偏差値がわかるものの、論文の指摘は少ない。(公務員試験ジャーナルの添削より少ない)

はい。こんなところですね。

実は私は当初、論文対策はこの模試だけしかやらないつもりでした。

しかし、論文評価はABCDEの5段階評価でD評価でした。

しかも、論文のどこがダメで、どう直せばいいのか、ヒジョーに曖昧でした。

ハッキリ言って自分の論文能力を把握できただけでした。

ですが、このおかげで論文対策を真剣にやるようになったので、良かったといえば良かったです。

最後、web小論文塾!

私は、ぶっちゃけこのおかげで最後の最後で論文能力を向上させることができました。

ちなみに、私がステマしても、私には一銭の得もありません。

純粋にこのサービスが他と比較して良かったと思ってますが、知らない人が多いと思うので紹介してます。

ぶっちゃけ、独学組の人の最強の論文対策だと思われます。

メリット
・ネットでのやりとりなので、返却が早い(3日以内)

・論文を模試のように点数化して評価してくれる

・どこがダメなのか指摘してくれて、どう直せばいいか具体的に書いてくれる

デメリット
・1回4000円程度なので高い

はい。こんな感じです。

私は計3回利用したので、12000円程度かかってます。

ですが、その値段以上に添削が素晴らしかったです。

利用を始めたのは、実は試験2週間前とギリギリ。

しかし、返却がとても早いので、短期間で指導を受けられました。

1番良かったことは、論文添削の指摘がヒジョーに具体的であったこと。

まず、論文のダメなところを赤字で指摘してくれます。

その後、具体的にこう直しましょう、ということまできちんと書いてくれます。

この具体的な直し方を教えてくれるところが最高でした。

公務員試験ジャーナルや模試では、ダメなところを指摘して終わりです。

値段は高いですが、予備校に行くより全然安いので、私は利用してみました。

もし、お金に多少余裕があるのならば、利用することをオススメします。

特に、独学組の方にはオススメします。

論文対策ですが、予備校生に逆に差をつけてやりましょう。

また、講師が役に立たないと感じた予備校生にもオススメします。

2016年8月24日水曜日

私の公務員試験面接失敗談その2(最終面接)

こんにちは。

泣きそうなボブヤです。


なぜかというと、とある市役所を最終面接で落ちてしまったからです。


今回はそのへんの反省をふまえ、皆さんに同じ過ちをしないようにしてほしいと思います。


まずはその市役所の最終面接の流れを





ボブヤ「受験番号○○○!ボブヤです。本日はどうぞよろしくお願いします。」


面接官「はい。それではお座りください。ボブヤさんのいい面を見ていきたいと思うので、どうか緊張なさらないでくださいね。」


ボブヤ「はい。」


面接官「今日はどうやって来ましたか?」


ボブヤ「電車で来ました。大体1時間くらいでしたね。」


面接官「なるほど。では通勤時間も大体1時間くらいですね。わかりました。」


面接官「では、自己紹介をお願いします。」


ボブヤ「はい。〜です。本日はどうぞよろしくお願いします。」


面接官「はい。では、市の〜というプロモーション政策についての見解をお願いします。」


ボブヤ「(見解?)はい。市のプロモーション政策は、ictを利用して住民とのコミュニケーションにも役立っていると思います。さらに効果的にするために、私の意見ですが、Webサイトを〜のように活用するとよいかと思います。」


面接官「ありがとうございます。では、今までのお仕事について教えてください。」


ボブヤ「はい。営業をしておりました。〜が大変でしたが、その中で、臨機応変な対応やコミュニケーション力を磨いてこれたと思います。」


面接官「はい。では、仮に当市から内定を出したら、他の併願先は辞退しますか?」


ボブヤ「(!!!やべ!どうしよ?)はい。〜市は辞退します。が、〜市の面接は受けようと思います。」


面接官「はい。ありがとうございます。市の仕事は鬱になる人も多いですが、知っていましたか?」


ボブヤ「はい。存じています。うまくストレス発散して気をつけます。」


面接官「はい。では、〜」


〜〜〜〜〜〜〜
面接官「以上で面接を終わります。本日はお越しいただきありがとうございました。」


ボブヤ「お時間いただきありがとうございました。失礼します。」



こんな流れでした。


どこでミスったかおわかりですか?


はい。
ここです↓


面接官「はい。では、仮に当市から内定を出したら、他の併願先は辞退しますか?

ボブヤ「(!!!やべ!どうしよ?)はい。〜市は辞退します。が、〜市の面接は受けようと思います。



ここは「全て辞退します!」と言うべきでした。


正直に答えるのは悪いことではないですが、内定を出しても他を辞退しないということは、この市は第一志望ではない、と言っているのと同じなのです。


面接官としては、やはり第一志望の人に来てほしいものです。


最終面接まで残った人は、能力的には評価されていますから、ほんの少しの差が合否をわけます。


それが「熱意」なのです。


ここはウソでも、熱意を見せなければなりません。


私はここを失敗してしまいました。



皆さんは失敗しないように気をつけてね。

2016年8月22日月曜日

2016 国立大学法人筆記試験!


こんにちは。


今日は国立大学法人の筆記試験を受けてきました。


2016年度の。


簡単でした。


以上。





すいません。

嘘です。


難易度は武蔵野市と同レベルと感じました。


つまり普通の市役所レベルです。


体感30点くらいはとれたかなと思います。


ただ、国立大学法人は毎年ボーダーが高いことで有名です。


ボーダーは大体7割、つまり28点前後とらなければいけないので、市役所よりもその点シビアと言えるでしょう。


対策として、なるべく捨て科目は作らないようにしましょう。


問題の難易度はそんなに高くない、むしろ簡単なので、広く浅く勉強するようにしましょう。


私は世界史と物理を捨てました。(地理もあまり勉強してません。)


ですが、物理は物体が落ちるときの速度のグラフを選べみたいな、常識で選択肢を絞れる問題だったので、簡単でした。


常識で解ける問題もいくつかあったので、そんなに心配しなくてよいです。


地道に浅く広く勉強しましょう。


日本史も大変ですが、江戸以降の流れをつかんでおくとよいですよ。


ではまた。

2016年8月17日水曜日

2016年度 武蔵野市採用試験 体験記

こんにちは。

ボブヤです。

今回は、私が受けた(落ちたけど)2016年度の武蔵野市の職員採用試験について書きます。




武蔵野市は市町村の中で大人気であり、選考の傾向も独特です。

その辺をお話します。




武蔵野市は、今年は論文が課されませんでした


例年だと、


「箱というテーマであなたの考えたことを800字以内で書きなさい」


みたいな訳のワカラン論文が出ていましたが、今年は論文自体がありませんでした。


1次試験は筆記試験のみでした。


難易度は、普通の市役所と変わりません。





というか、めちゃくちゃ簡単でした。





受けた市役所の中でも1番簡単だったと思います。


手応えとしては、7〜9割取れたと思います。


おそらく、ボーダーは6〜7割程度だと思われます。


まぁ普通に市役所対策の勉強をしてれば通りますよ。


まして、特別区の対策をしていた人にとっては、ここの数的処理は楽勝です。


生物や化学、日本史等も、常識で考えればわかるレベルの問題も多かったです。


ぶっちゃけ中学レベル。







2次試験は集団面接でした。


聞かれたことは、

・自己PR(20秒以内)

・今までで人を怒らせたこと

・人と接する仕事は大丈夫?

・何か1つ能力が手に入るとしたら、どんな能力が欲しい?

でした。




私はここで落ちましたが、対策としては、「簡潔に話すこと」が大事です。


集団面接は人数が多いので、長々と話す人が1番嫌われます


私はこれをやってしまいました。。




自己PRを20秒で、と言うあたり、面接官はサクサク進めたかったのでしょう。


簡潔に結論から話し、話す長さも30秒以内がいいと思います。


また、武蔵野市は、発想力や思考力を面接で重視しているようです。


武蔵野市は全国の自治体に先駆けてどんどん先進的な取り組みを行う自治体です。


そのため、職員にも、発想力を求めているようです。


どちらかというと、一般的な公務員の面接というより、マスコミ系の面接に近いです。


そのため、質問で変化球が飛んでくる可能性が高いので、慌てず落ち着いて対応しましょう。





事前に対策しすぎても、無駄になるかもしれません。


変化球が飛んでくきても、

結論→その理由

この流れで話し、面接官を納得させれば、どんな答えでも構わないのです。



あとは、答え方、態度など、一般の面接でも気をつけることをやればいいと思います。


とにかく、慌てずに。


では、今回はこの辺で。

2016年8月16日火曜日

私がしていた面接前の最強リラックス法

こんにちは。

2016年度の公務員試験受験生のボブヤです。


今回は、私がしていた面接前のおすすめリラックス法について書きます。


これをしたら面接で柔らかい表情になり、喋りもハキハキし、声もよく通るようになりました。


いいことずくめですね。


では、私は一体何をしたのか?




はい。


カラオケです。




いわゆるヒトカラというやつですよ。


これめちゃくちゃオススメです。


カラオケ嫌いな人にもオススメです。


なんせ私、元々大のカラオケ嫌いでしたから。


そんな私がカラオケ、ヒトカラに行ったきっかけは、1人で独学していて、声を発さずに数日過ごすことがあったからです。


数日声を発さないと、うまく声が出なくなりますし、喋りもモゴモゴしてきます。


その対策として閃いたのがヒトカラでした。


「1人でカラオケ行くのやだなあああああああ!恥ずかしいなああああ!」


と思ってたんですけど、勇気を持って行ってみたら、なんてことありませんでした。


ていうか、普通のカラオケでもヒトカラに来ている人たちがゴロゴロいましたから。


サラリーマン、主婦、女子大生、などなど、今や本当にヒトカラする人がいるんですねぇいっぱい。


なので、私も2回目からは普通に行くようになりました。



さて、カラオケの何が面接にオススメなのか?



まず、お腹から声を出して思いっきり歌うことで、緊張がほぐれます。


また、大きな声が出るようになります。


しかも、大きく口を動かして歌うことで、表情が柔らかくなるのです。


さらにさらに、自分の好きな曲を歌うことで、テンションが上がり、楽しい気分で面接に向かうことができます。




どうですか?



どれもこれも面接にとって良いことづくめだと思いませんか?


カラオケを面接の1、2時間前にやっておくと、特に効果てきめんです!


また、カラオケのBGM音量をゼロにすれば、セルフ面接練習ができる場所にもなります。


面接前に、言いたいことを声に出して練習しておくこともできちゃうのです!


おそらく、面接前にカラオケ行く人は少ないと思います。


まして、公務員試験の面接なんて、比較的マジメな方々が受ける面接ですから、直前にカラオケなんて思いもつかないでしょう。


彼らは彼らでガチガチに緊張するものです。


さぁ、ここが面接で差をつけるチャンスです。


面接では表情が固い人がほとんどです。
そんな時に、ひときわ表情の柔らかい奴が来たらどうでしょう?


間違いなく面接官にプラスの印象を残せます!


なので、一度面接前にカラオケに行くことをオススメします。


もう一度言いますが、ヒトカラは今や当たり前なので、店員さんも慣れてますよ。


恥ずかしがらずに行ってみましょう。


では、また。

私の公務員試験面接失敗談その1

こんにちは。

公務員試験受験生のボブヤです。


今回は2016年度の私が受けた公務員試験面接の失敗談を書こうと思います。


とある人気市役所を受けた時のことです。


まー失敗談というくらいですから、落ちました。


特に、社会人経験者にこそやりがちな失敗です。


何を失敗したのかと言いますと、


喋りすぎ


これをやってしまいました。


社会人経験や営業経験があると、面接でもあまり緊張しないという人もいるかと思います。


私も社会人経験を経て、面接でそれほど緊張しなくなりました。


面接当日はリラックスしまくりでした。めっちゃ笑顔で、普段通りに話しました。


質問にもスパスパと答え、手応えを掴んで帰宅しました。


そして、合格発表、私の受験番号はありませんでした。




はい。もうね。やっちまいました。



私は面接を思い返して、面接で大切なことを忘れていたことに気が付きました。


それは「簡潔に話すこと」です。


その面接は集団面接だったのですが、私はリラックスのあまり、つい喋りすぎてしまったのです。


集団面接の返答は30秒程度が理想。なのに私はおそらく1分以上喋ってしまったのです。(まぁ他の受験者も長々と喋ってましたが)


これではどんなに笑顔で印象を良くしても落ちます。


面接では、「全てを喋ろうとしない」のがコツです。


気になれば、面接官が勝手に聞いてくるからです。


また、話を聞くのも、実は疲れるのです。


皆さんも、教師の長ったらしい話にウンザリしたことはありませんか?


人間は話を聞く集中力は長く続かないのです。


ですから、どんなに伝えたい事があっても、面接では簡潔に話すことが大切なのです。


特に、社会人経験者がやりがちなミスなので、気をつけてくださいね。


もちろん、学生の方も注意しましょう。


話し方は「結論から話す


これ大事です。


公務員試験の面接には下記のサイトが参考になるので、ご紹介します。

元公務員が教える面接試験対策



では今回はこの辺で。

2016年8月14日日曜日

2016 特別区 独学のための論文対策

こんにちは。

2016年公務員試験受験中のボブヤです。


今回は、特別区の論文対策のお話です。


特別区の論文の配点は高く、筆記で60点以上取っても論文で落ちる人がいたり、逆に30点台でも論文で逆転できたりするのです。


ぶっちゃけ、筆記より論文の方が大事です。


論文は予備校だとそれなりに対策方法を教えてくれますが、独学の私は手探り状態で対策してました。


まぁ予備校で対策すると言っても、誰もが論文得意になるわけではありません。


論文に関しては、独学でも予備校でもあまり有利不利はないと思います。


独学の人は安心してくださいね。


また、特別区の論文対策をしっかりやっておくと、滑り止めで受ける市町村の論文も書けるようになります。


なので、論文対策はしっかりやっときましょう。


論文対策で受験生のバイブルとして親しまれているのが、下記の参考書です。


・1週間で書ける!公務員合格作文
・頻出テーマのまとめ方


この2つが非常に有名です。


ですが、先に言いますと、これらは大して使えません!


「よし!これを暗記してけばいいんだな!」と思う受験生が一定数いるのですが、そういう人は確実に落ちます。


あくまで、これらは論文の基礎構成や背景知識を知るための導入本なのです。


仮にこの本のテーマの論文を完コピして書いたとしても、絶対に落ちると断言します。


というのは、この本、国家公務員や市町村も含めた「公務員全般」を対象にしているため、内容がどうしても浅くなるのです。


論文では、「具体性」が大事です。


しかし、これらの本ではその具体性に欠け、ふわっふわの文章になっているのです。


そのため、大して使えません。


やたらと絶賛されてますが、Amazonの評価を見ると内容の浅さがわかると思います。


実は私もこれを盲信していたタイプでした。





ここからは私の失敗談です。



私は3月末からこれらの本を音読し始め、各テーマの論文を頭に叩き込みました。


そして、模試や通信の論文添削を利用しましたが、結果はひどいものでした。


何がいけないのかわからないまま、5月に突入し、そこでようやく今までの勉強法が間違っていたことに気づきました。




では、そこから私がしたことを書きます。



私は、まず、過去問の論文の模範解答を読み、構成を1つ1つ調べていきました。


また、各区の区政情報をホームページで調べ、各論文テーマに合う取り組みをピックアップしていきました。


例えば、港区は環境教育として「打ち水大作戦」というイベントを夏に開催している、世田谷区は待機児童対策に、条件を満たした家で預かり保育を認めている....などです。


そして、調べたことをワードで、各テーマごとに、背景、現状、課題、解決方法をまとめていきました。


これでずいぶん具体性のある論文が書けるようになりました。


この後、さらにインターネットの論文添削サービス「web小論文塾」というものを3回利用しました。


このサービス、模試の添削よりも非常に具体的かつ細かい指摘をしてくれるので、直前期でも大きく論文のクオリティを上げることができました。


ただし、金額は1回4000円前後なので、そこそこ高いですけどね。


ですが、値段相応に徹底的に添削してくれて、非常に満足しました。




以上が私のした論文対策です。


基本的には、


導入本は軽く読む→過去問の模範論文で構成を学ぶ→論文テーマに沿った各区の政策を自分で調べる→論文添削でクオリティを上げる



この流れでいいと思います。



特に、「自分で政策を調べる

これが一番大事です。


予備校生だって、これをやらずにひたすら添削してても落ちると思います。


ちなみに、独学で利用できる論文添削サービスはまた別の記事でまとめます。


しかし、私は「web小論文塾」を強くオススメします。


では、今回はこの辺で。

2016年度特別区論文

こんにちは。

公務員試験で面接中のボブヤです。


今回は2016年度特別区の論文課題のお話。


特別区では80分で1000〜1600字程度を書く論文試験があります。


テーマは2つ出され、どちらか一方を選んで書きます。


今回、2016年度の論文テーマは


・ユニバーサルデザイン

・ICT


でした。


正直予想外のテーマでしたね。


予備校の予想もことごとく外れたみたいです。が、ICTはどこかの予備校で的中したみたいです。


正直ユニバーサルデザインもICTも「何それ?おいしいの?」って感じですよね。


ユニバーサルデザインとは、高齢者、外国人、子ども、障害者などなど、すべての人にとってわかりやすく使いやすいデザインのことを指します。


今回の試験では「バリアフリー」と勘違いして爆死した人が続出したそうです。


バリアフリーでは、高齢者、障害者を対象に配慮することです。


ユニバーサルデザインもバリアフリーも目的は同じですが、「対象」の範囲が異なるのです。


まぁ普通知らないですよね。


さて、一方ICTとは何ぞや?


ICTとは、information and communication technologies の略称です。


いわゆるITとほぼ同義ですが、communicationが入る通り、情報の双方向性、例えばSNSなどのコミュニケーションツールなどを考慮した呼称と言えます。


ちなみに私はこちらのICTを選んで論文を書きました。


ざっくり構成を書くと


近年の情報通信技術の発達背景

デジタルディバイドなどの情報格差の課題

その解決方法(例えば高齢者向けの講座を行政が開くなど)

こんな感じで書きました。これだけだと浅すぎますが、本当はもっと色々書いてます。


こんな感じで書いたら筆記が悪くても試験突破できました。


特別区の論文テーマは予想外のことも飛んでくるので、普段から社会事情にアンテナを張っておくことが大切です。


とりあえず新聞を読む習慣をつけましょう。


とりわけ、新聞の地域欄は、行政ニュースがよく載っているので、読んでいると論文の引き出しがメチャクチャ増えます。


あまり知られていないですが、オススメです。


実は私は論文対策は直前まで間違った方法で行っていて、試験前3週間くらいの時に間違った方法に気づき、正しいやり方で対策しました。


ちなみに私は独学ですが、独学でも十分対策できます。


特別区の論文対策はまた別の記事で書きます。

では今回はこの辺で。

2016年8月11日木曜日

独学のメリットと公務員予備校のメリット

こんにちは。

2016年度の公務員試験受験生のボブヤです。


今回は、


予備校に通った方がいいいのか?


というテーマについてお話します。




公務員試験では予備校に通った方がいいのか、それは人によりけりです。


私は独学ですが、筆記も面接も普通に突破していますので、独学でも公務員試験は十分可能です。


ですが、公務員予備校に通ってる人が多いのも事実です。


話を聞くと、7,8割の人が通っていると感じました。


なぜ予備校に通う人が多いのでしょうか?


それはやはり「不安だから」の一言に尽きるのではないでしょうか。


今後の人生を左右する大事な試験、合格の可能性を少しでも上げるため、勉強や面接対策のためにお金を払って「安心を買う」


これが予備校に通う人の気持ちだと思います。


実際、お金に余裕がある人は、通った方がよいのかもしれません。


予備校の金額は20万〜50万程度です。


(ちなみに、公務員予備校の比較にはこちらのサイトがおすすめです。)




では、そのお金を払って、公務員予備校で得られるものは何でしょうか?


メリット面で独学と比較してみましょう。


予備校のメリット

・勉強の面倒を見てもらえる

・勉強のスケジュールを立てやすい

・論文対策が可能

・面接対策が可能

情報収集がしやすい

仲間ができる


独学のメリット

お金が安い

好きな参考書で勉強できる

・自分のペースで勉強できる

・好きなサービスを探して論文対策ができる

・周りに惑わされない




はい。


こんなところでしょうか。


続けてデメリットも比較しましょう。



予備校のデメリット

お金がかかる

・通学に交通費がかかる

・予備校のテキストで使いにくいものも使わなければならない

・周りと比較して焦る

・最近はどこも混雑しているので十分な面接対策ができるとは限らない

・予備校に通っても落ちる人は落ちる


独学のデメリット

孤独な勉強はかなりキツイ

・周囲と比較できないので勉強のペースが不安になる

・相談しにくい

・情報収集が少し大変

・ハローワークや予備校講座でないと面接対策できない

・すぐに論文をチェックしてくれる人がいない




はい。


だいたいこんなところです。


予備校の最大のメリットは、仲間をつくれることだと思います。


やはりライバルや仲間の存在はモチベーションにつながりますし、辛い時に励まし合うことができます。


この仲間が欲しい人は予備校に通うといいでしょう。


逆に、別に仲間はいらないよという人は独学でも構わないと思います。


実は独学でデメリットとして挙げたことは、ほとんどインターネットやジョブカフェなどでカバーできてしまうからです。
(それはまた別の記事でまとめます)


独学では、好きな参考書を自由に組み合わせて勉強できるというのが最大のメリットだと思います。


一般に良い参考書というものは、全教科すべてに渡って1つの出版社から出される訳ではありません。



憲法の優良参考書はA社から、数的の優良参考書はB社から出版されている...というように、各教科の優良参考書の出版社はバラバラなのです。


ところが、予備校では全教科を1社のテキストでまかなう訳ですから、教科によっては必ず使いにくいものが存在します。





ですが、予備校では基本的にそれに沿って講義があるため、使いにくくても使わざるをえないのです。


その点、独学組は各教科の優良参考書を組み合わせて使えます。


しかも、予備校のテキストよりもわかりやすい市販の参考書もあったりします。


インターネットで調べれば、公務員試験で使うべき参考書はすぐにわかります。
(これもまた別の記事でまとめます)


そのため、仲間がいなくても問題なく、自由に勉強したい人は独学でよいでしょう。


自分がどちらが向いてるのか、メリットデメリットを比較して考えてみてください。





大事なことですが、独学にせよ予備校にせよ「自分から勉強する姿勢」がないと落ちます


独学でも普通に勉強すれば受かりますし、予備校に任せきりで受験する人は落ちます。




自分がどちらに向いてるのか、考えてみてください。




また、独学で仲間がほしいならば、下記のようなコミュニティがあります。

公務員試験コミュニティ
公務員試験のための情報サイト。現在受験中の方や、これから受験を始める方のためのコミュニティサイトです。


では今回はこの辺で。

2016年8月2日火曜日

短期離職は不利にならないの?

こんにちは。

2016年度地方公務員試験を受験中のボブヤです。


今回は「短期離職」の公務員試験の影響について話したいと思います。


短期離職とは、概ね就職した企業を1年以内に離職してしまうことを指します。
一度民間企業に就職したものの、「やっぱり公務員受けたい!」と公務員試験に挑戦する人は多いです。


しかし、その際に気になるのが、「短期離職は不利になるのでは?」という懸念です。


私も短期離職が経歴にあるので、非常に気になりました。


結論から言うと、短期離職は不利になりません。


さほど気にする必要はないです。


私自身、面接を受けるまでは非常に不安でした。


しかし、1次面接、2次面接を3、4箇所の自治体で受けましたが、一度も聞かれませんでした。


最終面接はまだ受験してないので、もしかしたら聞かれるかもしれませんが、短期離職があるからと言っても問答無用で落とされることはありません。


むしろ、短期離職がある私がきちんと面接を通過しているので、役所側は経歴を重視してしないことがわかります。


面接では、その人の話し方や雰囲気、表情、話す内容で総合的にその人の人間性を判断します。


ところが、この話し方等がダメな人が以外に多く、そういう人が面接で落とされていくのです。


面接では「経歴」ではなく、「人間性」を見られると思ってください。


てすので、短期離職はさほど気にしなくて大丈夫です。


聞かれた時に答えられるようにしておく程度の準備でOKです。




面接については、最終面接が終わったら、ポイント等について書きますね。

2016年8月1日月曜日

特別区の傾向2016

こんにちは。

2016年度公務員試験を受験中のボブヤです。


今回は特別区の傾向と対策について書きます。


前回少し触れましたが、特別区は2015、2016年で専門科目が難化しました。


従来の独学での特別区勉強法としては、


「スー過去の★2つまでの基本問題を解く」→「過去の試験問題をひたすら解く」


でした。


しかし、この勉強法では高得点できなくなりました。


私はこの勉強法を実践していたので、本番では47点程度しか得点できませんでした。


きちんとした知識、背景を抑えなければ、高得点はとれません。


では、どのように勉強すればよいのか?


スー過去は、★3つの問題まで解くようにしましょう。



また、特別区の過去問を解きまくるより、国家総合職や国家一般職の過去問も解くようにしましょう。


特別区の専門科目の過去問はある程度パターンが決まっているため、応用力が身に付きにくいです。


そのため国家などの過去問も解くことで、幅広い応用力が身に付き、難化した特別区の専門科目にも対応できるようになります。


とはいえ、特別区では、数は少ないですが、過去に出た問題に似た問題も出ることがあるので、特別区の過去問演習も効果はあります。


特別区と国家の過去問を、どちらか一方をやりまくるのではなく、組み合わせて勉強するようにしましょう。


専門科目の個別の勉強法はまた別の記事で書きますね。